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女性のオナニー

以前に住んでいたボロアパートで、僕は隣の住人が気になっていた。僕と同年代くらいの女性で、正直、美人ではなくて、夜の廊下ですれ違ったら、あまりの能面ぶりにゾクっとするような平たい顔族だった。小学生の時にクラスメイトだったら、おそらく「ノッペラー」とかあだ名をつけていただろう。仕事に出かけるのも帰ってくるのも僕と同じくらいの時間だったので、おそらくどこかでOLでもやっていたんだと思う。
ただ、悪い人ではなかった。近所のコンビニで顔を合わせた時は挨拶してくれるし、「実家から送ってきたんです」とリンゴをおすそ分けしてくれたりした。残念ながらセックスアピール的なものは1ミクロンも感じなかったが、声だけ聞いていれば美人と勘違いするかもしれないななどと思っていた。
そんな、毒にも薬にもならないような隣人だったが、夜はちょっとうるさかった。たぶん、誰かと電話をしていたのだと思うのだが、夜の間、ずっと喋っているのだ。特に暑い日に窓を開けていると、声が駄々洩れだった。僕は、そんなことはあまり気にしないタチだったが、一つ困ったのは、電話を終えた後、そのままオナニーを始めることだった。沈黙が訪れた後、ウイーンと電マの音が聞こえて甲高い喘ぎ声が聞こえてくるのである。壁一枚隔てて、女性のオナニーが進行しているのだ。
センズリ鑑賞
これが美人のお姉さんだったら何ともうれしい女性のオナニー実況中継なのだが、いかんせん「ノッペラー」である。想像したくないものまで想像してしまって、自分の気持ちの持っていき方に困って、窓を閉めて声が聞こえないようにしたものだった。
それからしばらくして、彼女の姿を全く見なくなり、気づけば隣室は空き部屋になっていた。後から管理人に聞いた話によると、彼女はチャットレディのアルバイトをしていたらしい。そのうるささに逆隣りの住人から苦情が出たようで、もめた彼女は引っ越して行ったそうだ。
つまり、夜中の長電話もオナニーもすべてはライブチャットだったのだ。本来ならポイントを払って拝むことができる女性のオナニーを僕は無料で聞けていたわけである。元が「ノッペラー」だったのであんまりありがたくなかったが、窓を閉めて音を塞いだことに対して、ちょっと損した気にもなった。
女性のオナニー
オナニー好きの女性